ミニマリストは日々の生活をできるだけ小さく完結させます。
結果的にモノやお金、場所などに縛られない生き方が実現しやすいですが、ミニマリストはやはり合理的だな、と感じる点がいくつかあります。
今日はそんなテーマで書きます。
ミニマリストの合理性
情報を減らすことができる
ミニマリストは情報を減らすことができます。モノの管理は最低限ですから余計なことを考えることが減ります。
「現代人が1日に受け取る情報の量は江戸時代の一生分に値する」などと言われますが、それが本当かどうかは置いておくとして、圧倒的に増えていることは誰もが異論なしではないでしょうか?
一方で、私たちの脳は20万年前からほとんど進化していないということを考えると、やはり情報は可能なかぎり少なくしたほうが合理的ですね。
認知力を温存できる
ミニマリストは認知力を温存できます。それは余分に認知力を消費しないから。
人間の脳は1日に7万もの処理をしていると言われています。そして「選択すること」は認知力を消費してしまうんだそうです。
ミニマリストは服やモノを選ぶことが少ないです。だから、日々の認知力の消費をおさえることができるんですよね。
私たちの身体は移動に適している
ミニマリストは持っているものが少ないので「移動しやすい状況」にあります。
人類は7万年前にアフリカ大陸から紅海を経て、世界中に広まっていきました。それを可能にしたのが哺乳類最強とされる「長距離移動力」です。
私たちの身体は長距離移動を前提に設計されているのだと考えると、モノをあまり持たずに生きる方が合理的なのかもしれません。
ミニマリスト的な著名人
参考までにミニマリスト的な思考の著名人を記載しておきます。
- スティーブ・ジョブズ:毎日同じ服をきて「決断」を減らす。
- ザッカーバーグ:毎日同じ服をきて「決断」を減らす。
- 高城剛さん:バックパックにひとつで世界中を飛び回っている。
- ホリエモン:ホテル暮らしでロケットを飛ばしている。
まとめ
ミニマリストが合理的である理由はこのような感じです。
- 情報を減らせる
- 認知力を温存できる
- 移動しやすい状況にある
シンプルに生きることは大量生産・大量消費とは逆をいくことですが、1日24時間しかないということを考えると、あるていどは合理性があるのだと思います。わずかなムダも、つもれば巨大な損失になりますからね。
少しでも参考になればうれしいです。
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