「仕事の選び方」って難しいですよね。一度働きはじめると気軽にやめるわけにはいかないし・・きっと多くの人が悩んでいるのではないでしょうか?
ということで、仕事の選び方について、ひとつのシンプルな答えを示します。
好きなことを仕事に?
仕事選びで思いつくことといえばこちらです。
「好きなことを仕事にしよう!」
こんなコピーはとても前向きで印象がいいですが、自分の「好きなこと」を仕事にしても満足度には結びつかないそうなんです。
ペンシルベニア大学の研究では以下のような結果がでています。
- 好きなことを職業にしても満足度に結びつかない。
- 得意なことを職業にすると満足度が高くなる。
つまり自分が「これならできそうだな」とか、「これをしていると疲れないな」と思うようなことを仕事にすると満足度があがるんだそうです。
おもしろいですよね。
満足できる仕事の条件
人はこんな仕事があると満足できるそうです。
- 終わりが見える
- スキルの向上を感じる
- ほどほどの難易度の仕事
ここで重要なのは、全ての項目に共通しているのが「達成可能である」ということです。
「得意なこと」≒「達成しやすいこと」ですから「得意なことを仕事にするとよい」という話には合理性があることがわかります。
得意なことをみつける
「自分の得意なことがわからない」という方もいるかもしれません。その場合はまわりの人に聞いてみましょう。
自分の友人を思い浮かべてみてください。「ああ、こいつはこんなことが得意だったな・・」とすぐに考えつきませんか?
案外まわりの人はその人の得意なことを知っているものなのです。
まとめ
面接では必ずといっていいほど「あなたの強みは?」と聞かれると思いますが、それだけ意味のあることだったんですね。
ちなみに、サラリーマンは雇われの身ですから、仕事を自分で決めることはできません。
なので仕事選びについて悩んだ時、現時点で自分の「一番得意なこと」を仕事にするというのが、ひとつの答えになると思います。